「終わった人」が始めるインターネット ~その2~

2016.10.06 岡田定晴
 夏空と金魚(作曲:Amacha)

 会社の勤務時間や規則等の制約から解放されました。これまで技術の世界で生きてきた私は、「オープンソースを駆使して自らの手でインターネットに情報を発信したい。」 「これまで人に依頼していたことを、最新のICT(情報通信技術)の恩恵にあずかり、全て自らの手で実現していきたいと思うのです。

 私は、そう考えて63歳を少し過ぎてから、HTMLやCSSやJavascriptなど、Web系・フロントエンド系のプログラミング学習を始めました。 私は、1970年代後半に機械語で、1980年代後半にC言語でそれぞれ数年間のプログラミング経験があります。現在のWeb系のプログラミングは、 費やす時間とアウトプットの関係は、昔と全く比較にならないほど向上しています。「今」を知らない私と同年代の「昔のプログラマー」は、 「残り少ない人生を、機械的な無駄な作業をして浪費したくない。」と感じることでしょう。しかし「今」は、一から全てをプログラミングをして創る時代ではなく、 既にあるものをうまく活用し、或いは自分の開発成果と融合して新たなものを創造していく時代になっています。



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 企業のIT部門(情報システム部門)は、目の前の業務に追われてこうした認識を持つことが難しいのかもしれません。 優秀な頭脳を、超上流・上流工程へシフトしてプログラミングを外部に任せるという開発手法から抜け出すことができません。 時代の変化を敏感に受けとめて対応しなければ、世界から取り残されてしまうのではないかと心配です。

 このサイトは、HTML5&CSS3、Javascriptなどのオープンソースや、書籍を参考にして、自らの手で構築しました。 モバイルファースト・レスポンシブWebデザイン、ブログ表示エリア内へのデジタルコンテンツの配置、画面遷移を行わない同一ページ表示、画像や音声の活用、 どんな端末でも同じフォントで表示できるWebフォントの活用などを可能にし、SNSとの連携機能やRSS配信機能にもチャレンジしました。 過負荷にならず複雑化しない範囲で最新の技術を採り入れました。

 一般に普及しているCMSを使えば誰でも簡単にサイトが構築できます。また長年にわたって修正が加えられて洗練されて満足できるものになっています。 自らの手で構築するサイトより、容易に充実したコンテンツを提供できると思います。しかし、私は敢えてオープンソースを使い、自分のオリジナリティーと融合して、 魅力的なサイトを構築していきたいと考えています。

 「終わった人」が始めるインターネットで展開する『平成の徒然草 ~ ICT版 ~ 』 いよいよスタートです。


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