メキシコへ持っていくデジタルカメラ

2017.08.03 岡田定晴
 セピア色の渚(作曲:Amacha)

デジタルスチルカメラ1  メキシコから発信するブログは、「メキシコに持っていくノートパソコン」以降、これで6本めです。 一眼レフのデジタルカメラを、9年半も使っています。メキシコへも、その愛用のカメラを持っていこうと思っていたのですが、 ①治安上の心配から周囲から目立つカメラは持ちたくない、 ②小型軽量で扱いやすく目立たないカメラを持ちたい、 ③高倍率のズームが欲しい、 ④できれば同じカメラで動画も撮影もしたい、 という事情から、出発の5日前に急遽、新しいデジタルカメラを買いました。

 家電量販店に行き、一眼レフには目もくれず、小型軽量のデジタルスチルカメラの売り場に 直行しました。同じメーカーが、同じシリーズで何種類もの型を販売しており、それぞれ機能と値段が違います。 どう決めたら良いのか迷いましたが、あまり使わないと思われる機能を諦めることにしました。 「ビューファインダー」と「自撮り機能」を諦めることで2万円近く安くなり、3万円台で購入できました。 その代わりに「予備のバッテリー」「専用皮ケース」「メモリー」を買いました。



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 ここで、予想外のことが起きました。これまで、バッテリーの充電はカメラ本体とは別に充電器で行っていたので、 「予備のバッテリー」には、当然充電器が付属しているものと思って買いました。しかし、家に帰ると充電器がなく、 カメラに外部から電源を供給しなければなりません。これでは、「予備のバッテリー」を充電するために、 カメラ本体を充電器として使うことになります。

パッケーッジ  翌日、購入した家電量販店に行き、「充電器」が欲しいと話すと、「充電器」は製造中止だと言うのです。 長くなるので省略しますが、「充電器」を売って貰うのに大変に複雑な手続きを経ました。 「バッテリー」「充電器+バッテリー」がそれぞれ製品として売られ、「充電器」という製品が無いため このようなことになるのだということが、後からわかりました。それにしても、この「バッテリー」のパッケーッジを 開封するのに、まさかこんなことがあるのかと思うほど苦労しました。

デジタルスチルカメラ2
 苦労はしましたがこのカメラは、メキシコでの活動に最適なカメラで、当初の目的を十分に果たしました。 また、カメラ本体で写真を確認したり、iPadに転送したりしながら、一方で消耗した電池を充電する こともできました。このデジタルスチルカメラの概要を簡単にまとめてみます。



・総画素数:2110万画素
・30倍ズームレンズ
・ズーム倍率:画像サイズ最大で全画素超解像ズームで60倍
・手ブレ補正
・静止画記録(JPEG)
・動画記録(XAVC S方式、AVCHD方式)
・HDMIマイクロ端子
・マイクロUSB端子
・幅101mm、高さ58mm、奥行き35.5mm
・重量245g(バッテリー、メモリー含む)
・ステレオマイク
・WiFi
・縦横比 4:3で、最大サイズ4896×3672画素
・縦横比16:9で、最大サイズ4896×2752画素


グアダラハラ グアダラハラ  従来使っていた一眼レフと比較して、デジタルスチルカメラをメキシコで使った感想は、以下の通りです。 ①静止画記録はJPEG方式で、見て気づくような画質劣化はなくメモリーが節約できました。 ②ズーム倍率の高いこと、動画記録ができること、小型軽量なことが役に立ちました。 ③カメラ任せでシーンを認識して撮影する機能、暗いシーンや逆光のシーンで複数枚撮影して重ね合わせて処理をする機能などがあり望む画像が得られました。 ④炎天下での撮影には液晶モニターが役立たず、ビューファインダーが必要だったという反省はあるものの、工夫で何とかなりました。

グアダラハラ  電子技術、光学技術、情報通信技術の粋を集めた小型軽量のデジタルスチルカメラは、10年前の一眼レフ以上に満足な結果が得られるカメラになっていました。


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