低炭素社会をめざす駐輪場
2018.06.13 岡田定晴
| 6月の森(作曲:Amacha) |

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さて、渋谷の街の駐輪場ですが、当初は殆ど利用されずに空いている場所が多かったのですが、
最近はほぼ埋まっています。駐輪場があるということが知られるまでに、時間が必要だったのでしょう。
精算機の使い方は、難しくなさそうです。
①スタートボタンを押す、②駐車位置の番号のボタン[1~9]を押す、③清算ボタンを押す、④表示された料金を支払う
という流れです。料金は、最初の1時間までは無料、6時間ごとに100円となっています。
ただ、「千円札受入不可、500円受入不可、領収書用紙切れ」と印刷されたシールが貼ってあり、
千円札の投入口は、封印されていました。要するに、「100円玉でお支払いください。領収書は出ません。」ということです。
違うのかもしれませんが、千円札を扱えば釣銭の準備が必要、領収書を発行するには感熱紙の補給が必要で、
運用が大変なんだろうと想像できます。最初から100円玉しか扱わない精算機として設計したら、
コストも少し安くなったでしょう。機能に蓋をするという姿を見せることも無かったでしょう。
今の時代、駐輪場の稼働状況の把握や、クレジットカードや電子マネーで決済する目的で
精算機がオンライン化されていたら、この駐輪場の仕組みはもっと発展するかもしれません。
集めたデータを、駐輪場の新設や撤退の判断や、時間帯による料金設定の変更に活用すれば、
低炭素社会の創出に役立つことでしょう。でも第一歩として、「太陽電池パネルによる駐輪場管理システム」
なるものが完成したことは良いことです。情報システム化は次のステップなのでしょう。
[参考] 屋外に設置された精算機として、メキシコの歩行者天国のレンタサイクルを思い出しました
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歩行者天国とレンタサイクル

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