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第百六段AbemaTV

2018年3月2日に朝日新聞が報じた「森友文書、財務省が書き換えか 「特例」など文言消える』という疑惑、近畿財務局で当時の担当職員の自殺、佐川国税庁長官の辞任など、一年間進展が無かった森友問題が急速に動き始めた中、3月12日、財務省が「森友学園」への土地売却に関する決裁文書について、書換えが行われたことを認め、財務大臣が陳謝しました。

私は、3月12日の午後2時からの『NHK NEWS WEBのLIVE中継』を、iPadで見ていましたが、財務大臣の会見が終わると、LIVE中継も終了しました。その時は気付かず、あとで発見しましたが、NEWS WEBの『スペシャルコンテンツ』の中の『全文書掲載「森友」文書 書換え 財務省調査結果』は、放送では一瞬のうちに通り過ぎてしまうものを、インターネットでなければ伝えられない情報が提供されていることに満足しています。なにしろ、削除された政治とのつながり部分について丁寧に解説したのち、財務省が書換えを認めた14の文書78ページ分がダウンロードできるのですから。これは、従来の放送では不可能なことです。

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参考)『全文書掲載「森友」文書 書換え 財務省調査結果

さて、LIVE中継の後も、関連するテレビ報道をもっと見たいと思いました。自宅に設置した専用のTVチューナーをiPadにインストールしたアプリで制御して、インターネット回線、WiFiを経由してテレビ放送を見る事はできますが、アプリを起動して映像が届くまでに、またチャンネルを切り替えて放送を受けるのに、少し我慢して待つ必要があります。操作をしても、すぐには反応してくれないのです。

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参考)iPadで見るテレビ

そんな時、インターネットでライブストリーミングを行っている放送局は無いものかと思い、頭に浮かんだのが、『AbemaTV』でした。

 午後2時半から、国会内で『財務省「森友文書」ねつ造疑惑 野党合同ヒアリング』が行われ、『AbemaTV』でLIVE中継されていました。ヒアリングの現場の様子をそのままライブ中継するもので、解説などは全くありませんでしたが、文書改竄の動機や、政治家からの圧力などについて、野党議員から、財務省や会計検査院に対して、厳しい追及が行われている生々しい様子を伝えるものでした。解説は無くても、これほど克明に状況が伝えられるのは、LIVE中継だからなのでしょう。しかも、国会や予算委員会とは違い、小さな会議室で参加者が次々に真剣に質問する筋書きがないテンポが速いヒアリングで、いつもの国会中継とは全く違っていたので、画面にくぎ付けになってしまいました。

また、この中継の際、画面の右上に『試聴数 113K』など、リアルタイムに変動する数字が表示されていました。Kは1000ですから11万3千の視聴があるということなのでしょう。数字は、もっと大きくなった時もありました。このLIVE中継の数時間後に、テレビのニュースで、この合同ヒアリングについて詳しく伝えているのを見ましたが、事実はきちんと整理されていますが、『AbemaTV』のLIVE中継で見た現場の生々しさが伝わってくることはありませんでした。翌13日も、『LIVE 速報/ 森とも文書”改ざん”財務省へ野党ヒアリング Abema news/』と画面上に文字がスーパーされ、LIVE中継が行われました。

この『LIVE中継』を見て、『AbemaTV』のありがたさを感じました。最も知りたいことを教えてくれたからです。

「AbemaTV」は、2016年4月に始まったストリーミング配信サービスで、当初から、ニュースをはじめアニメ、ドラマ、大相撲、スポーツ、将棋、麻雀、音楽、釣りなど数多くの番組を配信していました。私は、サイバーエージェントとテレビ朝日が出資した会社が行うサービスなので、「AmebaTV」(アメーバTV)と思っていましたが、なぜか「AbemaTV」(アベマTV)という名称でした。

 配信されている番組の画面をスワイプすることで、番組の切り替えを行うことが出来ました。番組はテレビと同じように、あらかじめ決められた番組表に従って時系列に配信されるものでした。

サービスが始まった当初、私が興味を持ったのは、番組の切り替えがとても軽快に行えることでした。番組の切り替えを行うスワイプの操作をゆっくり行うと、見ていた番組が暗くなり縮小し左へ移動し、同時に右側に次の番組が現れ、スワイプをするに連れてだんだん大きく明るくなります。音声もこれに連動して小さくなり、切り替わり、次の番組の音声がだんだん大きくなって完全に切り替わります。ウェブの世界では、このような気配りをしているコンテンツを見たことが無く、放送に近い感覚で番組をウェブに流すものと感じていました。ただし、私にとって、コンテンツが今一つ物足りず、iPadにアプリをインストールしたものの、使わないまま2年近くが過ぎていました。

 改めて『AbemaTV』、特にニュースを見ていると、テレビで民放のニュースやワイドショーを見ているのと何ら変わりません。コマーシャルも入ります。ただ、伝送路や伝送方式がテレビと異なるだけで、見ている側からすれば、自分の手許にポータブルなテレビがあるのと同じです。また、私が知らなかっただけなのかもしれませんが、いつの間にかビデオや番組表など、かなり充実したサイトに成長しているように思いました。2年前に「インターネットでテレビと同じような番組を流されても、あまり面白くない。」と思っていたものが、本当に見たいLIVE中継を配信していたり、オンデマンドや番組表の機能が充実してくると、「インターネットが持つ”時間や空間の超越・双方向”といった特質を生かして、良質な番組やコンテンツを、より多くの人々に届けて欲しい、更に発展させてほしい。」と思うのです。

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参考)AbemaTV
スマホやタブレットでは、アプリをダウンロードして見ますが、パソコンで見るときのURLは以下の通りです。
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岡田定晴: (おかださだはる 1952年生)名古屋市出身。平成28年10月にHTML5・CSS3・Javascriptなどのオープンソースで独自構築したウェブサイトをスタートしました。ブログ「平成の徒然草-ICT版」は、情報通信技術の発展と活用によって変わっていく世の中を、この六十数年の間、自ら体験したことや感じたことを随筆で描くものです。