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第百七段ハードディスクをお土産に

このブログは、メキシコから発信しています。

昨年の7月にメキシコに来てから、約9か月ぶりに、再びメキシコに来ました。前回は、初めてのメキシコで、娘や孫を連れての旅、ヒューストンでの乗り継ぎ、初めて使用するESTA、持ち込み品の厳しい制限・チェック、メキシコの治安や生活環境、インターネットへの接続など様々な不安がありました。今回は、妻を連れての旅ですが、一度経験したことなので、前回のような不安は殆どありませんでした。

その代わり、メキシコに住むようになった娘がメキシコからネット通販で私の自宅に送り付けた生活用品や食料、孫のおもちゃや学習教材、自宅に置いて行った身の回りの品など、大量の荷物をどのようにスーツケースに入れるのかに最も苦労しました。ネット通販の買い物は、メキシコからでもできるのですが、日本からメキシコに送り届けてもらうことは難しいのです。仮にできたとしても、メキシコには日本のような宅配便が無く、郵便局に取りに行かなければなりません。それも、現地の人の助けを借りて受け取りに行く必要があるそうです。メキシコでは、日本のようにネットで注文したら翌日に自宅に届き、不在なら再配達してくれるなどということは、とても想像できません。

 さて、前回は、アメリカのヒューストン経由でメキシコに行きましたが、今回はメキシコシティ―からメキシコ国内便に乗り換えて
目的地に行くことになりました。成田空港でチェックインを行い、重い手荷物のスーツケースを預け、身軽になって出発便を待ちました。搭乗口からバスに乗り、飛行機の近くでバスを降り、地上から飛行機に乗り込みました。初めて乗るボーイング787でした。こんなに小さな機体でも途中で燃料を補給せずメキシコまでノンストップで行けるのかと思いましたが、787は長距離の飛行が可能な中型機で、需要があまり見込めず大型機では収支が厳しい長距離航空路線に投入されている次世代中型ジェット旅客機なのだそうです。

 乗って最初に驚いたのは、離陸前、西日が厳しく眩しかったので、窓を閉めようとした時のことです。窓のシャッターがありません。周囲を見回すと、窓がサングラスのように色がついて光を遮っています。窓の下に、操作ボタンがついていました。窓が暗くなる方向に制御する操作ボタンと、明るくなる方向に制御する操作ボタンです。応答速度は、早くはありませんが、適度な明るさに調節できました。外の風景が見えて、かつ眩しくない状態にセットしました。

 途中、気流の関係で揺れることはありましたが、順調に飛行を続け、約12時間後には、メキシコシティーに到着しました。日本時間では、朝の5時頃です。短い夜を過ごし、現地の午後2時ころに到着しました。やっとの思いで荷造りしたスーツケースも、無事に到着しました。

 さて、お土産の話に戻ります。娘から依頼されたもの以外に、私たちが持っていくお土産として、お酒や、おつまみ、日本の食材を準備しました。しかし、これだけで良いのかとよく考えてみると、ICT(情報通信技術)が発達した現代では、もっと必要とされるものがあることに気づきました。デジタルカメラで写真や動画を撮影し、毎日パソコンを使っている家庭に持っていくお土産としては、情報を記録するハードディスクが不可欠であろうし相応しいものと思い、私が普段オフィスで使っている1TBのポータブルハードディスクをお土産に買いました。私自身が長期にわたって使用している実績があり、USB給電で掌に乗る小型軽量の装置なので、手荷物のリュックに入りました。大量のデータを扱い、故障する装置であることを考えて、1台ではなく、バックアップ用を含め2台購入しました。もちろん、同じメーカーの同じ製品であれば同じ理由で故障する可能性もあるので、I社とB社、違うメーカーの製品を購入しました。

この2台のハードディスク、日本を発つ前に自宅で動作確認を兼ねて、お土産になる多くの写真や動画を記録しました。単なる箱物ではなく、ソフトも含めたお土産としました。動作確認をして気づきましたが、同じ1TBでUSB3対応のHDDでも、B社のものは、70~80MBpsもの高速でPCからHDDにコピーできました。I社のものは30Mbps~40Mbpsでした。B社のものはI社のものに比べて振動や発熱が大きく、異常を検知して知らせてくれる故障予測サービスに対応しています。いずれにしても、一長一短があるのでしょう。このお土産、今の時代に相応しいものであったと思います。

岡田定晴: (おかださだはる 1952年生)名古屋市出身。平成28年10月にHTML5・CSS3・Javascriptなどのオープンソースで独自構築したウェブサイトをスタートしました。ブログ「平成の徒然草-ICT版」は、情報通信技術の発展と活用によって変わっていく世の中を、この六十数年の間、自ら体験したことや感じたことを随筆で描くものです。