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第百十三段メキシコ カンクンで見るテレビ

このブログは、メキシコから発信しています。

 ホテルの部屋には、LG製の50インチの大きな液晶テレビが壁に取り付けられていました。スマホやタブレットPCの時代になっても、番組・コンテンツの充実した放送を受信するテレビが要らないということにはなりません。しかし、そのリモコンを使ってテレビを見ると、多チャンネルの放送とインターネットが一体となっていて、日本のテレビとは大きく異なったものになっています。孫たちは、YouTubeのアニメを、テレビと同じように大画面で見ます。アニメはカメラ映像に比べて情報量が少ないので、大画面で見てもテレビとの違いを感じることはありません。

 テレビリモコンは、日本で見るテレビリモコンと同じような外観です。電源、入力選択、チャンネル選択、音量調整、チャンネルUP・DOWN、カーソルの上下左右移動、ENTER、戻る、赤緑黄青、DVD再生などのボタンが並んでいます。リモコンの上部を見ると、TV、DVD、外部入力の選択ボタンの右上に、SMARTというボタンがあります。各数字ボタンの右には、小さくアルファベットが割り当てられています。

 

テレビリモコンのSMARTボタンを押すと、画面の下1/3くらいの幅に、現在選択されている機能・TV・SmartShare・AccuWeather2.0・Google Map・Airing TV・Navigador(ブラウザ)・YouTube・Rhapsody・Hulu Plusなどのメニューが表示されます。リモコン中央にあるカーソルの上下左右移動ボタンを操作して、必要な機能を選びます。

 まず最初に、TVを選んでみます。画面上のメニューが消えてTV画面が表示されます。部屋には、放送局とチャンネル番号が表になっているT.V. Guideがあります。これを見てチャンネルを選んでも良いのですが、チャンネルUP・DOWN釦を使って内容を見ながら選ぶことができます。放送局は、Fox、Discovery Channel、Disney Channel、HBO2、HBO Plus、Espn、CNN Int、TV5 Frances、RAI Italiano、NHK Japones、BBC Work News など全部で41チャンネルもあります。

 TVから離れそれ以外のメニューに入ると、見え方は違いますがインターネットの世界に入ります。SmartShareは、スマホから写真や音楽や動画をテレビにアップロードして共有する機能のようです。

 天気予報(AccuWeather2.0)や地図情報(Google Map)など、利用頻度の高い情報はメニューから選択して簡単に使うことができます。

YouTubeを選択して、”nhk”を検索してみました。検索は、画面にアルファベットが表示されるので、テレビリモコンのカーソルの上下左右移動ボタンを操作してnとhとkを選び、ENTERを押します。「ANNnewsCH」が最初に、次に「NHK WORLD TV」が表示されました。

ANNnewsCHは、JapaNews24という名称で、海外へ日本のニュースをLIVE配信するチャンネルのようです。私は、これまで知りませんでしたが、海外に住んでいる日本人や、日本人の海外旅行者にはとても有難いサービスです。

昔と違って、多くの日本人がそれほどの障壁もなく海外に出る時代に、日本人向けの日本国内と同じ番組が放送されることへのニーズは高いと思います。テレビ朝日は、そのニーズに応えている、頑張っていると思うのです。

 さて、次に”Navigador”を選択しました。Navigadorは、日本語で”ブラウザ”です。早速、http://www.shibuyawebcasting.com/ を打ち込んでみました。このテレビのブラウザにURLを打ち込もうとすると、画面の下にキーボードが現れます。

キーボードが無いテレビで、URLを打ち込むのに手間が省けるような工夫がされています。”http://”や”www.”や”.com”などよく使く文字列は、一回の選択で打ち込めるようになっています。最後に、キーボードで”Enter”を入れれば完了です。

 レスポンスも速く、「渋谷ウェブキャスティング」のTOPページが表示されました。この機能は、インターネットに接続したパソコンのブラウザを立ち上げて、URLを打ち込むことと同じです。ただ、50インチのテレビ画面に表示するということと、キーボードがなくテレビリモコンでURLを打ち込むことが違うだけです。

 次に、「渋谷ウェブキャスティング」のTOPページから、「平成の徒然草 ICT版」や「渋谷 朗読シアター」のモバイルコンテンツを表示してみました。ナビゲーション釦を押すために、カーソル(赤い雨粒のような表示)を移動させるのに時間がかかることや、カーソル表示が画面から消えないため、

邪魔にならない位置に移動させる手間はありましたが、50インチの大画面でみる迫力はパソコンやモバイルとは全く違います。特に、「渋谷ウェブキャスティング」のTOPページ、特にmovHPとBGMは、観賞用の作品として制作したもので、50インチの画面でしか得られない迫力を感じました。

ホテルの部屋にある50インチの液晶テレビは、多チャンネルの放送とインターネットが一体となったものです。その50インチのテレビで孫たちが日本のアニメをYouTubeで見ています。画面を見ていると、テレビを見ているのかYouTubeを見ているのか全く区別がつきません。私と妻は、テレビチャンネルでNHK JaponesのNW9や、YouTubeでJapanNews24を見ています。

メキシコ カンクンでテレビを見て、「スマホやタブレットPCの時代になっても、質の高い充実した放送番組や、インターネットならではのコンテンツを大画面に表示するニーズは無くならない。」と思いました。また、「私たちは、テレビとインターネットが融合し、時間も空間も超越した世界に生きている。」ということを感じました。

岡田定晴: (おかださだはる 1952年生)名古屋市出身。平成28年10月にHTML5・CSS3・Javascriptなどのオープンソースで独自構築したウェブサイトをスタートしました。ブログ「平成の徒然草-ICT版」は、情報通信技術の発展と活用によって変わっていく世の中を、この六十数年の間、自ら体験したことや感じたことを随筆で描くものです。