国内線航空機内の無料Wi-Fiサービス
2019.07.15 岡田定晴
八月の青い空(作曲:Amacha) |


座席に座った時に、いつも目の前にあるテレビ画面が有りません。「無料Wi-Fiサービス」は、従来の機内コンテンツを、 乗客のスマホを通して視聴して貰うための手段として提供されているのだと気付きました。
しかし、この「無料Wi-Fiサービス」を受けるには、航空機に乗る前に、アプリをダウンロードしておく必要があり、 その対応が出来ていなかった私は、往路でこのサービスを利用することが出来ませんでした。
復路で利用しましたが、機内コンテンツ以外に、通信衛星を介して一般のウェブサイトに接続できること、それが無料であることがわかり、 時代の流れの速さにショックを受けました。


続いて事前にダウンロードしておいたアプリを起動し、「ログインせずに使う」を選択し、数多くのメニューの中から 「国内線 機内WiFi」を選択します。
WiFiサービスの画面が表示され、その画面にある「接続」ボタンを押します。 これで「機内WiFiサービス」のホームページに接続できました。
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リアルタイムのテレビ番組、
人気ドラマやアニメなどのビデオプログラム、
オーディオプログラム、
e-books、
フライトマップ、
機内ショップ、
インターネット接続
などがあります。
コンテンツを視聴している時でも、機内アナウンスがあればそちらが優先されます。
フライトマップでは、地図上に示されたポイントの観光案内なども表示することができます。
(参考:航空機内の巨大オンデマンドシステム)
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航空機内の巨大オンデマンドシステム


続いて、Shibuya Webcastingに接続してブログを表示しました。これで、メキシコのカンクンからも、航空機の中からも アクセスできました。
さらに続いて、羽田からの天気が気になったので、高解像度降水ナウキャストを表示しました。
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メキシコ カンクンで見るテレビ
高解像度降水ナウキャスト

「国内線航空機内の無料Wi-Fiサービス」は、従来の機内コンテンツを、座席前のディスプレイではなく、 乗客のスマホを通して視聴して貰うための手段として提供されているものだと思いました。 これにより、航空機側の設備コストを低く抑えることができるでしょう。 ディスプレイ、配線、リモコン、運用開始後の修理や設備保守などのコストは大きい筈です。 ただ、スマホやタブレットを使ってない人には、従来の機内サービスが受けられなくなるという厳しい時代に入ったとも感じました。
また、航空機からのインターネット接続は、ビジネス利用ならともかく、そうでない人が利用できるほど安価ではないと 思っていました。しかし遂に無料サービスになりました。航空機に乗っている時までインターネットを利用するのは、 忙しいビジネスパーソンだと思っていましたが、誰でもいつも見ているニュースサイトを見たい、行先の天気を知りたいという ニーズが満たされるなら、これほど有難いことはありません。今回は全日空の国内便で経験しましたが、ホームページを見ると 日本航空の国内便でも同様のサービスが紹介されています。